ブログを作っては消すのやめろ

ゲームの記録とか、稀に読んだものとか用です。

20240106 プリンと盾琴

私です。画像はストアページより、シグナスです。かわいいですね。

昨年10月25日にリリースされてからずっとやりたかったプリンと盾琴をようやくプレイすることができました。昨年は年末にかけて死んでいた。今は自由の身なのでやりたかったゲームを落ち着いてプレイできるのが本当に嬉しい。

 

とはいえ、「よーしやるぞー」と起動したと思ったらいつの間にか全実績を解除していたくらいのめりこんでしまった本当の本当に最高の塊であるこのゲームについて語れることは、悲しいことに多くない。というのも、

 

【ゲーム配信について】
本作は、プレイ動画の配信OKです。
(サムネイルでの過度なネタバレはお控えください)

 

ストアページにやんわり書かれている通り、このゲームはあまりネタバレになるような事前情報を渡したくない類のものだから。

「これは事前情報を渡したくないゲームである」という情報自体がネタバレになる厄介な代物が世の中には存在するけど(いつからゲームはSCPになったんだ?)、今回については作者様が作者様だから、「事前情報を渡したくない」までは多分言って大丈夫だと思う。ストアページも明らかに意味深だし……

というわけで、今日はいつもの感想の代わりとして勝手に同作者様の作品をプレイした思い出を少し置いていきます。1ページじゃ絶対書ききれないからほとんどリンク貼っただけになっちゃったけど……。

カタテマ過去作の思い出

作者のTetsu様は「カタテマ」というサイトを運営しており、フリーゲーム全盛期時代にはそのサイトを知らぬ者はおりませんでした。

有名どころは『愛と勇気とかしわもち』、『いりす症候群!』、『魔王物語物語』、少し時代が飛んで『ムラサキ(Steam)』『ムラサキ劍(Steam)』だと思います。(私はこの中でムラサキだけまだやれてません。うつ病ド真ん中の時期のリリースでした……。だけど今の私になら、きっと出来るでしょう。)

上の作品群なら名前だけ聞いたことあるみたいな人も多いかもしれませんが、カタテマの一番狂ってるところは有名作以外も全部マジでイカれてるくらい面白いところです。勇者御一行様殺人事件』『勇者の憂鬱』『オトツカイ』『タイムアタック!RPG』を含めて幼い私はカタテマゲーを取り憑かれたようにやっていた。性格が歪むレベルでやった。本当に凄いんです、だって開けても開けてもびっくりするくらい斬新で見たこともない作品が次から次に出てくる。

一つ心残りなのは、当時の自分には難しいことが分からなくて、『勇者様御一行殺人事件』に手も足も出ず途中から完全に攻略サイト頼りになってしまったこと。それでも無理やり見たトゥルーエンドだけは未だに鮮明に覚えている、っていうか……、ヤバいなぁ……、何食ったらあんなこと思いつくんだろう……。カタテマ作品は全部が「何食ったらこんなことを」ってなるからすごい。

窓の中の宇宙戦争』は他とはかなり趣向が違うけど、これも当時好きだった。

 

カタテマ作品は全部が奇抜で新鮮で、ジャンルのまとまりも全くないように見えるのだけど、一つだけハッキリとした共通項があったりする。それは「絶対に事前情報を仕入れないでプレイした方が良い」ということ。Undertaleすら存在しない遥か古来から事前情報禁止ゲーをどうやってこんなに量産してたんだ、バケモンか? いやまあ、彼の人は誰がどう見てもバケモンでしょう。もう、何もかもがレジェンド。全部のゲームがフレッシュな気持ちで遊べる。本当にヤバい。

「カタテマゲーやったことないけどどれから入ったらいいと思う?」って聞かれたら、『勇者の憂鬱』をオススメするかもしれない。ジャンルがいわゆる見るゲーで、内容もギャグに振り切ってるし1時間かからない作品だから重くない。できればダウンロードしてプレイしてほしいけど、ニコニコに無実況フル動画もあがってるのでこっちでも良いかもしれない。RPGツクール2000製だから、2024年現在にプレイしようとすると「ランタイムって……なんだ……?」「ランタイムとかいうのを探して入れてきたのに起動しないんだが……!?」「まさか互換性モードとかいうのを使わなきゃならんのか……!!??」みたいになる可能性がすごく高い……。

作風が好きだったら他の作品にGo!(他のゲームは間違っても動画で見るなよ本当だったら勇者の憂鬱だってファンとしてはちゃんとプレイしてほしいんだから)

 

 

少し話が逸れたけど、『プリンと盾琴』、いつも通りしっかりバケモンの作品でした。興味がある人はぜひ。私が好きなゲームが好きな人は絶対に好きだと思う。

 

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