ブログを作っては消すのやめろ

ゲームの記録とか、稀に読んだものとか用です。

20240225 PARANORMASIGHT FILE23 本所七不思議

私です。

画像は、無いです。

ここまで何も話したくないと思ったのはUndertale以来かもしれません。キャラの画像1枚すら貼りたくない。

ストアページのリンクを貼るのでなるべく何も見ないで買ってプレイしてほしい。

私は半年弱積んでいたので記憶の一切ない状態でプレイ出来た。それも良い。

本当にどうか、このゲームだけはゲーム好きな人間全員やってほしい。土下座するからプレイしてほしい。プレイするって約束してくれるなら定価でギフトしても全く構わない。

あまりにもヤバいものは崇めたくなる。広めたくなる。フレンドと同じゲームの話をしたいからじゃない。本当の本当に物凄いものを見てしまったとき、それを崇め奉らなければと感じる本能が人間にはある。その感動は美しい体系を学ぶ際に時おり得られるものに似ている。かつて私はそれを願った。

このゲームは気が狂っている。だけどそれは、このゲームのメインストーリーライターが、とか、このゲームの何某かのスタッフが、とかじゃない。このゲーム自体の気が狂っている。

世の中の創作物というのは時として作者の手に収まりきらない程の翼を開くことがあるという。チームで製作したものにもきっとそういうことがあるのだろう。このゲームは作られる過程で何者の手からも離れた。たった一人では誰にも生み出せない怪物が、スクウェア・エニックスの開発室で、一体どうやってかこの世界に現れた。

人間の手には絶対に作れないゲームがあるとしたらプレイしたくならないだろうか?

興味があるならやってみればいい。そのバケモノはもう、七不思議のようなあやふやなものではなく、現に今あなたの目の前に確固たる存在として出現してしまったのだから。

 

PARANORMASIGHT: The Seven Mysteries of Honjo on Steam

 

20240215 バンオウ ─盤王─: 「本物の凡人」を描いた多分初の将棋漫画

私です。画像は主人公が旧友から凡人だと言われるシーンです。ネタバレになりかねないセリフは黒塗り。

睡眠導入剤の効果が回るまで布団の中で出来ることを探していた結果、スマホで読める漫画アプリに行き着きました。入れたのはジャンプ+です。柄にもなくSPY FAMILYも読み始めました。

そんな中、私にとって飛び抜けて面白い漫画が一つありました。「バンオウ─盤王─」です。通常のブラウザからは3話まで無料で読むことができスマホからアプリでジャンプ+にアクセスすれば全話初回無料で読めます。面白いのでぜひ。

 

あまり漫画を読まない私なんかが感想を書くのは差し出がましいのですが、とりあえず設定がすげえ斬新で天才だと思いました。簡単なあらすじを書きましょう。

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20240211 パルワールド: 厳選だけは絶対にするな / 厳選は絶対にやれ / グレイシャル

私です。画像は可視化された地獄です。ダークライは出ません。大泉洋も来ません。

ポケモンもTemtemも大量の孵化余りの存在感が「可視化」されることってないんだけど、実際の風景ではこんなことになってんのな……。地獄だよこれは。

パルボックスの空き容量が足りない人は拠点に観賞用ケージを建てまくりましょう。容量が無限に増えます。脆い建物なので襲撃には注意。

 

持病で長い期間くたばってました。フォロワーが結構クリアしちゃったな……。とはいえ体調を崩すのはいつものことなので、普段通り自分は自分のペースって感じで進めていきます。以下プレイ雑記。今日は厳選過程と厳選強化個体についての記録です。

 

「なんか途中から敵が強すぎてマジで歯が立たないんですけど」みたいな人が見ると少し参考になるかもしれません。

 

  • (⌒,_ゝ⌒) 厳選だけは何があってもするな……!
  • 厳選中にやってはいけないこと
  • そもそもなんで厳選しようと思ったのか
  • (⌒,_ゝ⌒) パルワは初手厳選や
  • 最初の厳選はどれくらい手を抜いても大丈夫なのか(というか手を抜け)
  • 閑話休題:いつから希少個体が来ないと錯覚していた?
  • 追記:伝説を神話に還す時 ─氷天馬─
  • 私の厳選の最後に足りなかったもの
  • グレイシャル攻略(というかボス全般の攻略)
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20240206 パルワールド進捗: 地獄の孵化厳選(準備)

私です。あなたは今までに食べたパンの枚数を覚えていますか? 画像は私がヘルゴートを捕まえた数です。

パルワールドやってて日記に書けることがない、悲しい。一つのゲームに集中出来るのは幸せなのだけど書くことはない。というわけで軽く進捗だけ。今日は文字ばっかり。

 

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20240203 Replica: 無知は力、ならず……

私です。画像ですか? 私はこのスマホについて何も知りませんよ……。信じてください……。

 

前回の日記でやった『未解決事件は終わらせないといけないから』と同作者なのでプレイした。詰まるまでは出来るだけ自分で詰め、後は攻略見て全エンドと全実績解除。「正規エンド」っぽいものはちゃんと自力で見た。

個人的には好きだけれど、最近のレビューが「賛否両論」になってるのはまあ分かる。

このゲームの発売は2016年で、同作者の最近の作品と比べると凄く昔のものになる。列挙するとリーガルダンジョンが2019年、The Wakeが2020年、未解決事件は終わらせないといけないからが2024年。最近の作品から飛んできた人達は方向性の違いで肩透かしを食らうかもしれない。

2016年当時は小ネタやエンディングをとにかく散りばめたこういうゲームが少し流行ってた。ゲーム全体のテイストとしてはPlease, Don’t Touch Anythingが近くて、これは2015年。他にも2013年のPapers, Pleaseの影響も受けている、というかメイン部分のストーリーラインはこれに触発されていると思う(実際、よく見るとゲーム中に1個モロに使われてる箇所がある……)。

「今思い出すとこの時代のインディーって諸々のSteam古典に色々影響受けましたみたいなのを前面に出した作品流行ってたな……」って感じで懐かしい。そういう目で見ると楽しめるけれど、同じ作者だとは思わない方が良いかもしれない。というかここ5年くらいのインディーが異常に進化しすぎてるだけで方向性もボリュームも作りこみも本来はこれが普通なんだよな……。

「あ、この演出リーガルダンジョンっぽいな」ってところがちょっとあって、ファンならプレイしておいてもいいかも。

 

それよりさぁ……

 

なぁ、ディッキー……

どこぞの世界と違って、無知は力じゃないんだよ……

もし知らなかったんだとしても……

 

そのTシャツはダメだよ……

 

 

Replica on Steam

20240130 未解決事件は終わらせないといけないから:イカれてる。

私です。画像は私が警察に捕まった時の供述です。嘘です。

(※この画像はストアページのトレイラーに含まれています。)

 

未解決事件は終わらせないといけないから」をやりました。

なんていうか……こう……イカれてんなぁ……。

前作のリーガルダンジョン(Steam / My Nintendo Store)もメチャクチャイカれたゲームではあるんだけど、このゲームは更に10倍イカれてる。ストーリーテリングの凄さが頭おかしいよ……。

 

ゲーム内容としては、断片的な情報から何が起こったのかを推理していく、「だけ」、なんですけど……、マジでなんなんだこれ……。

 

あえてジャンル分けするなら……ミステリ……なのか? でも私が知ってる「ミステリ」というジャンルは殺人犯とトリックを推理するものなので、このゲームみたいに「一体何が起こったのか」だけを推理するジャンルを表す言葉があれば誰か教えてほしい。(多分そんなものはジャンルとして存在しないから前作も今作も評価が高いんだろうけど……)

プレイ中の感覚や読後感はメメント(映画)に近い。マジでわけのわからないことがプレイヤー/観客を置き去りにしながら勝手に進行していって、何やらぼんやり輪郭が掴めたと思った瞬間には作品の凄さに脳をぶっ飛ばされている、そんな感じのゲームです。

 

いやこれは凄いよ。やるべきだ。本当に。

もうね、これ、絶対に面白いから、ストアページのトレイラーも見ないで黙ってカートにぶちこんで買って起動してほしい。それが一番良い。せっかくならゲームシステムも含めてなんも知らない方が良い。

 

前作の主人公である「清崎蒼」が登場するけれど、前作をプレイしている必要はまったくないです。

 

前作よりシステムがずっと単純なのに1000倍イカれたゲームになってるからゲーム開発者は凄いんだよなぁ……。

 

今知ったけどREPLICAもここなのか……。何年も前に買って積んだっきりだった。やろう。是非やろう。

2年前までは不健康、去年はゲーム自体はやってたけど多忙で日記をつける余裕が無かった。今年は頑張ってゲームに限らずもっとインプットもアウトプットも増やしていきたい。

 

store.steampowered.com

20240128 パルワールド:なぜラベロットはエースバーンに似てしまったのか? / パルワールドがポケモンとの差別化のために本当にやっていること / ゲームフリークの分かりづらい凄さ

私です。左のウサギはラベロットと言います。右は皆さんご存知エースバーンです。

パルワールドのことを考えるのが楽しいです。今日はラベロットの話と、そこから見えてくる、パルワールドがどうやって一体一体に個性を与えてポケモンとの差別化に成功したのかという話と、ゲーフリの凄さはどこにあるのかという話をします。

50時間弱プレイしながら考えていたことをバーっと書いたのでクソ長いです。ごめんなさい。

 

  • 一見するとエースバーンにしか見えないが……
  • 「アウト」な見た目に反して意味不明に作り込まれているラベロットの設定
  • 同じモチーフであれば似ることを回避するのは難しい
  • パルワールドが試みたポケモンとの差別化戦略
  • 拠点というシステムによってキャラクターに更なる個性を持たせる
  • 作業の強いキャラは後半ほど手に入る、が……
  • 全キャラに愛着を持たせるには、「平等」なんて無い方が良い
  • IPであるという都合から同じことがポケモンでは出来ない、そしてゲーフリの本当の凄さがどこにあるのか
  • ゲーフリが本気で心配になる株ポケの声明
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