ブログを作っては消すのやめろ

ゲームの記録とか、稀に読んだものとか用です。

20221013 推しの子を読み直した

体調不良で倒れた日は息も絶え絶えにやったことくらい記憶に残しておこう。

 

読み直したといっても1巻だけ。もともと1巻までしか読めていなかった。

前に読んだのは1年4ヶ月前。この本棚をそんなに放置してしまったか。日付的にはボイトレとTRPGを始める少し前になる。

……あと2週間でTRPG始めて1年になるのか……。時間が経つのは早い。

それからはこの日記を更新する時間と気力が長いことなかった。TRPGで手一杯で他の作品に触れる機会も少なかったな。

 

ここのところ鬱病の調子が異常に良い。躁の気が異常に強いのが不安だけど、間違いなくかつてなく良くなってる。この病気とは10年以上付き合ってきた。少し前にようやく決定的に良くなると確信が持てた。これまで本当に永かった。

昨日もワンピースのウォーターセブンとエニエスロビー編を読んだ。随分と駆け足で読むことになったけど面白かったし読んでよかった。最近は色々な意味で生きられている。そういえば最近タテの塔も読んだ。

1年ぶりに読んだ推しの子は内容をちゃんとほとんど覚えていた。

大丈夫だ、私の頭はまだ頑張れる。

 

一方で、少し悲しい話をしないといけない。最近つくづく思うのだけど、今の私には昔のように毎日インディーゲームを漁って日記を更新するようなことは出来ない。

色々と理由はある。ゲームというコンテンツは一本に対して求められる集中力のケタが他と違いすぎる。渉猟するのは病み上がりの人間には厳しい。

ただそれよりも、最近は一つのことに長く打ち込みたいと思う気持ちが増えている。たとえばメイプルストーリーがそうだし、スプラトゥーン3も時々やっている。Vampire Survivorsのような長いプレイ時間を求められるゲームにも手が伸びやすくなっている。こうなるとあまり更新する内容がない。

この日記にとっては可哀想な話だと思うが、私という人間にとっては望ましい変化なのだ。私は今までずっと何かに打ち込めない自分を責め続けていた。インディーゲームを漁ることにあそこまで時間と精神を賭けられていたのはその裏返しとしての一側面がある。安心して何かに身に置けるようになった人間はあちこち跳ね回る必要がない。

インディーゲームが好きなのは死ぬまで変わらないだろうが、触れる機会は確実に減るだろう。というか現に減っている。

 

これからしばらくゲーム以外の作品を観たことしか更新しないだろうし、感想も昔ほど突っ込むわけじゃなくて「面白かった」の一言くらいになると思う。それでも更新しないよりはした方が良い。この日記を死なせてしまうのは可哀想だし、記録をつけるのは何よりも自分のためになる。そのことは私自身がもっとも身にしみて知っている。たとえばまさに今日、推しの子を前回読んだのが1年4ヶ月前だと分からなければ精神病に冒され尽くした自分の頭にまだ希望を持てただろうか。

頭の調子は壊滅的ではないし、1年も経つと要領が良くなってボイトレとTRPG以外の事が生活に組み込めるようになった。私は作品を観るべきだ。そして、それと同じくらい記録もつけるべきだ。だからそうする。いや、そうしたい。断言は出来ない。

これを読んでいてTRPGを知らない人は、いやTRPGやってるならその話すればよくね?とか思うのかもしれないけど、TRPGではネタバレを防ぐために感想等は人の目につきにくい場所に置くのが普通だ。別に業界の慣習に従っているわけではなく私個人もそうするべきだと感じている。何より、他のGMやPLがいるという性質から逃れられない以上は相手に見えない場所で勝手に話をしたくはない。

 

昔のようなインディーオタク感の無いありふれた日記になってしまうだろうな、とは思うけどそれでも私は生きなければならない。

過去の私には申し訳ないが、今の私が生きるために君が遺してくれたこの日記を使わせてもらう。