クリアした。
プレイ時間、実に128.4時間。
クリアした瞬間には完全に満身創痍で、メルエムに殺されかけたウェルフィンみたいな感じになってた。
すごいゲームだった。
何も言えることはないけど、すごいゲームだった。
Library of Ruinaについてはさんざ喋っているけれど、実はネタバレというネタバレは一回も喋っていない。このゲームのネタバレはそんなところにはない、と個人的には思ってる。
このゲームがおかしくなり始めたのはどこからだっただろう。
30分とか1時間とか、それくらいのスパンで一秒も気を抜くことを許されず全神経と集中力を戦闘に注がなければならない状態がずっと続くのだ。
モンハンをやっていても将棋を指していても私はそこまで疲れないけれど、このゲームに限っては私は本当に物理的に疲れる。あまりにも集中しすぎてしまって、プレイする度に満身創痍になってしまう。
類似しているジャンルがあるなら、恐らくフロムゲー。
Library of Ruinaって基本的にカードゲームなんだけどな。本当に不思議なゲームだ。
そんな血に塗れた128.4時間を過ごして帰ってきた。
最高だった。「二度とやるかこんなクソゲー」とプレイを終える度に吐き捨ててきたけど、終わってしまうとそこにLibrary of Ruinaが無いのが本当に寂しい。
かえすがえす、このゲームが本当に凄いのはその沼っぷりもさることながら、バトルを駆動するためのストーリー展開なんですよね。
このゲームの展開なんて、誰もプレイ中に予測できやしない。
そしてゲームが展開するたびに、あなたは脳味噌をねじ切られる時間を過ごすんだ。
強い敵と戦いたい人へ。
脳を削られながら問題と向き合うのが好きな人へ。
無理ゲーをねじ伏せるのが好きな人へ。
作り込みの狂っちゃったゲームが好きな人へ。
図書館と都市は、あなたをお待ちしています。
とはいえ、どうしても前作のLobotomy Corporationからプレイしてほしいんですが……。
こっちもこっちで超難易度だし、何より面白いからさ。
Library of Ruinaからやりたいなら、ストーリーだけでもyoutubeで見たら良いかもね。