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ゲームの記録とか、稀に読んだものとか用です。

20191028 ハルスベリヤ叙事詩2 (4) ──恐るべきことに、死は偏在している──

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画像は黒竜大公です。黒火でプレイするとオープニングから普通に出てきます。タイトルの偏在は誤字ではありません。

えーっと、

すみません。

とりあえずハード黒火、クリアしました。

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あんなこと書きたいなーこんなこと書きたいなーと思いつつスクショバリバリ取ってたんですが、

ごめんなさい、今日は黒火シナリオどころかプレイについてすら何も書く気無いです。

 

このエンディングを見た後では。

もう、私はこのプレイにおけるスクリーンショットの一切を大陸統一やクリアまでの軌跡として貼る真似が出来ません。

 

 

 

エンディングの感想(ネタバレ無)

いやー、グッドエンドでよかったですね。

やっぱりこうでなくっちゃ。

だから、前にも言ったじゃないですか。

たしかに私はバッドエンドとか重いエンドが大好きですが、

すこしそういう物を見すぎてて食傷気味なとこがあって、

けっこー嫌な予感とかは途中してたんですけど、

ていうかボス勢力倒した後は嫌な予感しか無かったんですけど、

だからといってどうということもなく、

れっきとしたグッドエンドで終わりました。

かなーり紆余曲折はありましたけど、

ヘルミナが不穏だったんですが結局何も無かったですし、

ルーリアンの時みたいな急展開は特に無かったですし。

ミルカ様も普通に不老不死を手に入れて皇帝にもなれましたし、

なんか、こういう平凡なエンディングも案外良いなって。

へー、自分ってこういうエンディングも好きなんだなー、みたいな。

るんるんとした気分で普通に大団円、意外と好きなんだなーって。

みなさんも黒火やると良いですよ。

なんか、こう、いわゆる鬱展開とか、重い展開とか、そういうのもないですし。

減るもんじゃないですしね、時間なんてね。

流れるだけのものです。使えば良いんです。長いゲームですけど、

魅了されてずっとやっていたら、あっという間ですよ。

無碍にする事勿れ、です。嗚呼、こんなに素晴らしいゲームがフリーだなんて!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────恐るべきことに、死は偏在している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンディングとその後(ネタバレ含)

以下白字反転:

……………………………………………………

 

 

 

 

 

……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

 

 

 

ぶっとばされた…………………………………………

 

 

 

 

 

 

ほんのり嫌な予感をさせてくるもんだから軽いバッドエンドなのかなと思って殴られるくらいの衝撃を想定して身構えてたら水爆を頭上にぶち落とされたような気分だ…………………………………

 

 

 

 

 

 

 

………………………………

 

……ヘルミナ……

 

私はミルカが振り向くと思わないよ…………

ミルカを30年か40年の孤独に突き落とした後、たった一人の話し相手としてずっと二人で出られない宮殿で過ごす……だけどミルカは振り向かないよ……文字通り永遠をかけてもミルカは絶対に振り向かない。

ヘルミナに待っているのはきっと上位存在達の寿命どころか宇宙が終わるまで、いや終わらない、絶対に終わりやしない悠久の時を、振り向かない、振り向くわけがないミルカと過ごすことだろう……………………

だいたいミルカはその時の姿のままでもヘルミナが冥府入りする頃にはヘルミナは老婆の姿だろう……………………黒竜大公ならそれくらいどうにかなるのかもしれないが……………………いずれにしたって……………………

 

 

 

……………………。

 

 

 

だけど、きっとそうじゃないんだろうなって気付いた。

それでもヘルミナは幸せなのだ。

何故ならそれがヘルミナの幸せだからだ。

悠久をかけてもミルカが振り向くかどうかなんてヘルミナにはどうでもいいことなのだろう。

ただ、ミルカと永遠に一緒にいられる。

それだけがヘルミナの願ったささやかな幸せなのだ。

そして大陸は人間のものとなり、黒竜大公は誠実に応えた。

だからヘルミナは幸せなのだ。

 

……………………嗚呼。

 

 

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黒竜大公を倒した後、ある地点で嫌な予感がしていた。……ああ、この白文字の文章はさっきみたいに縦読みとか仕込んじゃあいないよ。今更だけど。

 

これは私が初心者でなければ起こらなかったのかもしれない。

気付いたのは私が苦戦していた時のことだった。

なんだかんだ言って難易度4勢力のハードは、プレイ2回目の初心者には相当に難しかった。前と違って大量の人材を雇ったり色々慣れてきた甲斐あって、北部・中央・南部の3方面を同時に進撃出来ていたが、それでも完全な殲滅戦とまでなるとなかなか困難を極めた。降伏勧告を使う気は2回目のプレイではまだ無かった。

だから私は少しでも何かまだ使えるものは無いかと色々コマンドをいじくっていたのだが、超高額で後半でも人材を強化していけるのだなと気付きつつ、そんな折に「そういえば黒竜大公、強く当たって後は流れでお願いすることになって消えたけど、今コメント見れるのかな?」ってふと思ってクリックした。

 

 

…………………………

 

 

ヘルミナ…………

しかもアイコンが何か覚醒している…………

そして「ミルカ」呼び…………

 

ミルカのコメントをクリックすると悪夢にうなされている…………

 

 

何かバッド展開が待っているのは想像に難くなかった…………

そしてそんな軽い身構えなんて粉々に吹き飛ばされた……………………

 

 

 

 

これはクリアした後に呆然としながらあれこれ見ていて気付いたことだ…………

 

ミクリヤ…………

中立人材の不死者、タングステン、オールト・ア・ヴィルヌーヴ、ツィオルコボイ・モフモグ、フロラント・リンギ…………

逆見黒子…………

 

こいつら…………

不死と関係あって何かしらの強大な力とも関係がある奴らこいつら全員…………

 

 

全員…………

 

全員、赤で囲まれて……………………。

 

そしてコメント時限定のヘルミナのアイコンは…………

 

……………………うっわぁ。

 

狂ってるよ。作り込みが。

神が細部に宿るとするなら、これを創った奴は神をも超えた人外だ……。

最初は絵面の問題かと思ったけど、元から赤い絵のタングステンとフロラント・リンギが更に赤く囲まれてるのは普通の絵の理論だったら多分意味がない……。この赤色、きっと何か設定上の意味がある……。

黄色は巫女連の裏にいる妖怪の方ってことなんだろうか……。

だとすると、白い黒竜大公は何?分からない。他に白いのは……逆見無学とアルケー?しかしアルケーはともかく無学がどういうキャラなのか分からないから黒竜大公の存在の地位も分からない。分からない、けど……

……とりあえずこのゲームの製作者が狂ってるのだけは分かる……

 

 

……色々あったけど、本当のことを言うと何も言葉が出ない。

言葉に出来ないから私がどういう流れで今ここにいるのか書いているだけで、あのエンディングに対して何か述べろと言われたら、「何も言葉にできない」が一番正しい言葉になる。

分からない……。

全身をふっ飛ばされたように、ただ何も分からない。

 

 

 

……とりあえず。

本編だけで残り21勢力。

次の勢力へと……………………。