ブログを作っては消すのやめろ

ゲームの記録とか、稀に読んだものとか用です。

20171120 Just Ignore Them (1) / Clickerの本質と系譜

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私です。今回のサムネイル画像は私かもしれません。私です。

今日は低気圧で脳がアーーーーとなっていたのですが、最終的に前からずっとやりたかったゲームを起動できました。非常に良かったです。内容も良いです。

Just Ignore Them on Steam

脳調報告

タイトルが「体調報告」ではなく「脳調報告」になっている時点でお察しください。

朝起きた瞬間からこれやべえなという感じでした。そういうわけでTransport Defender起動。昼まで時間を潰す。ギルド戦終わってゲームを起動しようとするも、全てが灰色のあの最悪の景色を見る。デパス2mg、デプロメールを飲んで横になると、気が付かない内に2時間ほど眠ってしまう。

鬱病の症状、では無いと思うのだけど、抑うつ状態では酷い眠気がある。これはどうやっても勝つことが出来ない。

原因は色々考えられる。まず間違いなく言えることとして、抑うつ状態で寝ると起きた時に抑うつ状態が完全に改善している。あるいはやや改善する。体感では単純な時間経過では無いと思う。今よりもっとひどかった時期には、明らかに寝ている間に脳がリペアされているような感覚があった。

睡眠不足によって抑うつが引き起こされているのか、抑うつを直すために脳が睡眠を誘引しているのか、抑うつ状態の症状の1つに眠気が合ってそれをするとたまたま良くなるだけなのか、私には見当もつかない。詳しい人、誰か教えてください。とはいえ精神科医は多分こんなところを見ていない。それに、鬱病はあまりにも個人差が大きすぎるし、私がSSRIを飲んだ後の副作用のいくつかは医師ですら観察はおろか聞いたこともないものだった。私は元々非常に重篤な患者であり、今もそうだけれど、あまり一般的な見解が適応されるサンプルではないのは自覚している。

Transport Defenderの画期的発明とClickerの系譜

これ凄く良いですね。凄く良いです。まさにクリッカーの本質という感じ。

とりあえず何が良いってつけっぱなしにしておくとそれだけで進んでくれるので鬱病患者が動けない時にはありがたいことこの上ないのですが、それは置いておいて。

Cookie Clickerを端緒として、Clicker Heroes, Adventure CaptitalistTime Clickers, Derivative Clicker, Tap Titans, Trimps等の数々の名作が生まれました。それぞれのゲームがそれぞれのいい部分を生み出しました。

Clicker Heroesはまず、ゴールドをわざわざ拾わなければならないという形にすることによって逆にプレイ感を増し、またAncientsというシステムにより長期的にどのようにHero Soulsを使っていくのか、保持していくのかという計算をさせました。(※1年くらいを経て更なるシステムが追加されたらしいですが、ちょっと未プレイ。そして2が出るらしいです)

Time Clickersはその上更に、Clicker Heroesのダメな所を直し、具体的にはHero Soulsに相当するものを使用してもDPSに加算されるようにしました。更に、アップグレードに使用したHero SoulsはいつでもRefundすることが出来ます。これは計算の幅が無くなるので一長一短ですが、遊びやすいという意味では良いと思います。どの道アップグレードの順番をか投げる猶予は残されています。それ以上に、1体の敵を大量のブロックに分割することによって、特に序盤に戦略的なアップグレードが生まれました。また、マウスで狙う必要があるのでその点でも面白いClickerになっています。

Adventure Capitalistは、オフラインでも自動で金が溜まるという仕様を加え、ネトゲ廃人でもなんでもないのにゲームに生活が支配されるという地獄を地上にもたらしました。また、アチーブメントによる超倍率強化という要素も作りました。元祖Cookie Clickerのアップグレードを更に強化したようなものです。ただ、これは前後するかもしれません。

Derivative Clickerは、なんだろう、もうなんか抽象芸術みたいなところありますよね、あれは。アップデートが止まってしまったのが残念でなりません。Tier4だったか5だったかまで行ってしまうと遂に増加資金>増加コストになってしまい、やや計算式が狂っているなという感じがありますが、しかしこれは最高のものです。

Tap Titansは更にそこにギアを加え、また、他のゲームと違い、放置ではなく最初から最後までタップ(Click)させることを主眼としました。このゲームではTapが異常に強い、というかTap以外では全く話になりません。私がこのゲームを辞めた理由は時間が無いからではなく腱鞘炎になりかけからです。いやマジで。そしてギアの要素があり、かつ種類が限られているので、強ギアから引けるように序盤にリロールする必要があり、そこで課金も回収できるという凄いシステムになっています。よく考えられています。また週2回だったか3回だったかランキング戦もあり、ここで良いアップグレードを入手できるとゲームが非常に楽になります。あと、影分身を超強化すると腱鞘炎にはならないで済むらしいですが私はそこに行く前に腱鞘炎になりかけてしまいました。

Trimpsは、クリッカー系列ではあるのですが、これは完全な別ゲーなので、ちょっと書くには時間と気力が足りません。しかし間違いなくすばらしい作品です。

 

しかしいずれにしても、上のゲーム群が解決していない問題が1個だけありました。

それは、リセットの度に全てのキャラとアップグレードをいちいち書い直さなければならないということです。そして、定期的に覗いてアップグレードやレベルアップをかける必要があるということです。

Clicker系列にハマった人ことがある人ならわかると思いますが、これは本当に、本当に面倒でイライラする作業です。

特にClicker Heroesなんか、もう本当に辛いです。あれだけ周回が多いゲームなのに毎回毎回全キャラを100LVまで上げて倍率強化とクリチャンクリダメを入れるのはあまりにも面倒くさいですし、5分おきにFrostleafをレベルアップする必要があるので凄く疲れます。それでも楽しかったので1Msoulsくらいまでやってましたが。

 

それを解決したのが、Transport Defender。

このゲーム、数週するとなんと自動でレベルアップ・アップグレードを入れてくれるユーティリティが購入できます。

それどころか後半には、自動で周回してくれる機能まであるようです。

クリッカーを裏で回しながら、そろそろアップグレードの時間かなぁと怯える必要はもうありません。裏で起動しておけば勝手にアップグレードしてくれるんですから。これは本当に良いシステムだと思います。

 

……え、じゃあもう完全な放置ゲーじゃないかって?いやいや。

Clickerの本質は、序盤の楽しさと、最初の数週の嬲り殺す感覚、そして何よりも、軌道に乗った後でどういう順番と方針で周回要素を強化していくのか、各回いつリセットをかけるのが一番効率的なのか考える作業にあるのです。

そしてこのゲームは、序盤でも既に分かるくらい無茶苦茶複雑にできています。

周回ごとのアップグレードの面倒を考える必要がなく、純粋に効率の計算のことだけ考えていられて、かつ裏で煩わされる心配もない。これは本当に良い作品だと思います。昔フラッシュでプレイした時に1回やめてしまったのですが、今プレイ出来てよかったと思います。

 

Just Ignore Them

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Just Ignore Them on Steam

海外の方が作成されたには珍しく、完全に雰囲気系のホラーゲーム。まだ2時間プレイ出来ていないのですが、今のところはギャーもグワーもなく、creepyでscaryな感覚が楽しめます。少し脱出ゲーに慣れて無いと難しいところあり。

1週目の途中なのですが、ちょっとセーブファイルを分岐させてみると、些細な選択肢で展開が変わったり、かなり作りこまれているのがわかります。ちなみに私はメインデータで初回はバッド一直線を選びます。私なので当たり前です。

ただ、悲しい事に、Layers of Fearよろしく、ギャーグワー系のホラーが好きな人(貶めてない)からは評判があまりよろしく無いようです。雰囲気系ですねこれは。

使い所さんの分からないアイテムがあったり、全部の展開を見るには結構リロードしたりする必要がありそうです。1周は短そうなので、周回は簡単そうですね。こういうゲーム好きです。

ホラー要素も理不尽な不意打ち(全画面ギャーグワーとか)はありません。ただ逆にちょっと親切すぎるかもしれない。今のところは。しかしまあ、私はとあるシーンが今のところ無茶苦茶気に入っているので現時点ですでに満足です。普通に買うならセール待ち推奨かも。そこまで怖くはないので、どちらかというと軽めの脱出ゲーって感じかしらん。今のところは。