ブログを作っては消すのやめろ

ゲームの記録とか、稀に読んだものとか用です。

20170823 死が安い!今すぐ死ね!「VVVVVV」

私です。「VVVVVV」というのはゲームのタイトルです。

昨日謎の過眠が発動し12時間眠って0時に起きた上に脳がブート失敗して大変アーなことになっていました。

Steamでキュレーターになりたいので、最近名タイトル(特にアクション)を集めています。今日は古典のVVVVVVをやりました。結論から言うとカシュりました。

カシュりすぎて脳のエネルギーが完全に吸い取られてふにゃふにゃしています。多分今日はこれ以上何かすることは無いと思います。寝る可能性が非常に高いので日記先打ちです。

 

VVVVVV

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www.youtube.com

VVVVVV on Steam

 

ジャンプではなく重力方向の反転を使った特殊なアクションゲームです。詳しくはトレイラーをどうぞ。

クリア、及びトリンケット20個制覇しました。その際のゲーム内の値はこちらとなっております。

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約4時間半で2139回死んでます。定価500円、プレイ時間4時間半、死亡回数2100回として割合を色々考えてみましょう。

 

1時間辺りの死亡数:466.66666666……回

1分辺りの死亡数:7.777777777……回

1死亡にかかる時間:7.714285714285……秒

1死亡にかかるお金:0.238095……円

 

死が安い!!!今すぐ死ね!!!
しかもセールにも結構来るタイトルのはずなので更に安くなります。死が安い!!!お得!!!

以上です。

 

そんなに死にたくないよという方の為に申しておきますと、トリンケット(隠し要素みたいなもの)制覇とか考えなければもっと死亡回数少なくて済みます。というか死亡回数の半分以上は "doing things the hard way" という部屋のたった1つのトリンケットを取るのにかかっています。あと"edge games"部屋。

トリンケットを無視すればこんなには死なないです。

 

広大なマップを探索していくのが面白く、非常にワクワクさせられる良いゲームでした。ギミックも悪魔的発想のものが多く非常に満足です。

 

うつ病の回復について

このゲームを買ったのは2年前です。Neverending Nightmares然り、あるいはそれ以上前に遡れば沙耶の唄然り(興味を持ったのが6年前)、ととの然り(4年前)、Steins; Gate然り(7~8年前)、かまいたちの夜2(ニコニコで見たのが10年前)然り、etc...。Steamゲー以外は買ったのは最近ですが、いずれにしても、やりたかった時期に出来なかったという点で共通項があります。

何年も何年もやりたかったのに、鬱病でできなかったことがたくさんあります。読んでない本、見てないアニメ、やってないゲーム、見てない映画、etc....。今はコープスパーティー(リメイク後最初のやつ)とダンガンロンパが積み、あとペルソナ辺りを近い内にやりたいです。

 

そして、鬱病で出来なかったというと、このゲームに関しては特に思い出が深いです。

 

私は今でも覚えています。

あの絶望を。

 

VVVVVVは超有名古典なので、やったことがある方ならご存知だと思います。

このゲームは最初、謎の空間を脱出するところから始まり、メインルームに到着し、次に待っているのは超広大な宇宙空間です。そして広大なマップを自分で探検し、何があるのか見つけていくことになります。

その時点で2年前の私は泣きながらそっとウィンドウを閉じました。

 

無理でした。

完全に無理でした。

 

当時何故そうだったのかは今の私には分かりません。もう私はあそこまで酷くは無いからです。

ただ、あのメインルームの下で、とにかく諦念と絶望だけが私を支配していたのを、今でもよく覚えています。

恐らく、自分に出来ること等何もない、この世に探索する楽しみなど無い、私にはそんなものは手に入らない、絶望だけが支配していた当時の私には、このゲームのゲーム性があまりにも無理だったのだと思います。

 

しかし、思い出とは不思議なものです。

 

今朝、「脳のブートに失敗したので何かやるゲームはないだろうか……」とSteamのライブラリをあさっていたら、私はこのタイトルを見つけました。そして、あの時のことを思い出しました。

その思い出に対して、今朝の私は、ある種わくわくするようなものを覚えました。

広大な探索出来る空間。マップを埋める楽しみ。自分で見つけていく楽しみ。たくさんの隠し通路。そして何より、私が大好きな、高難易度アクションゲーム。

見ているのは同じ思い出なのに、その思い出に対する印象はいつの間にか良い方向に変化していました。

 

そして今日の私はたった一つのマップで1400回弱死亡し(doing things the hard way部屋)、それをし続けるだけの根気と決意、集中力を取り戻すに至っています。

 

本来私が好きであるはずなのに、鬱病によって昔諦めたゲームに対して印象が変化したとき、私は最もうつ病がよくなったという実感を抱きます。あるいは、昔回収できなかった古典を出来た時にも抱きます。

うつ病は、正しい措置を取りさえすれば、必ずいい方向に進みます。

 

でもほぼ全ての精神科医がヤブなのと、まず社会的に完全に死亡して人生の通常ルートを逸脱するのを受け入れること、そしてそれを出来るだけの環境が揃っていることが条件なのでうつ病になった時点で普通死にます。良くて生活保護です。難儀な話です。