私です。脳がアーです。以上です。(575)
体調報告
最悪です。昨日うつ病が限界までぶっとび12時間睡眠。今日も12時間起床してないのにもう限界近く眠く(午後7時10分頃書き始めましたが起きたのは午前9時です)、そしてこれは通常の眠気ではなく鬱病の眠気です。
今日は全体的に全く何もやる気力がない。
こういうときは高難易度ゲーをやります。なんでだ、というのは2個下の見出しに書きます。
Trianguluv
ようこそ、静止摩擦係数及び動摩擦係数ゼロの世界へ。
それがTrianguluv。この前も書きましたがステージ1(恐らく前半)までのクリア率は購入者の僅か0.4%です。ユーザーレビューの数を考えると私がクリアしたら0.6%くらいまで跳ね上がるのではないかと思うくらいマイナーなゲームの割には凄くよくできてます。
タイトルはTriangle + luv (loveの俗語の表記)です。画像やトレイラーを見れば分かりますが非常に愛情に満ち溢れたプレイ体験が出来ること間違い無しです。
実際にはトレイラーのようなこんな爽快感のあるプレイは出来ません。したら死にます。無理です。ちょっと加速して即180度ターンから弱めに逆噴射して非常に速度の遅い完全な等速直線運動で移動する作業が続きます。
例えば角を曲がるだけでも非常に大変です。横をx軸縦をy軸として、x軸方向に進みながらx軸方向に逆噴射してx軸方向の速度が0になった後にy軸方向に向けて噴射すれば安全に曲がることが可能ですが、ステージの仕掛けによって現実的には曲線を描きながら曲がらなければならないシーンが続きます。その場合は斜めを向いて強く噴射しx軸方向に逆の加速度を得ながらy軸方向の加速度を得ることで曲がります。しかしそれだとx軸方向の速度が0になった際にy軸の速度が既に高すぎる価に達している事があり上側or下側の次の壁に激突してしまいます。したがってx軸方向の速度が0かそれにほぼ等しい状態になった瞬間にy軸方向に強烈に逆噴射する必要がありますが、この際自機を回転させる必要があるのでx軸方向に再び余計な加速度がかからないような角度に向けたりあるいは相殺しそこねたり過剰に得てしまったx軸方向の速度を再度打ち消すような角度に向けるハンドスキルが必要です。角を曲がるだけでも大変です。
PRESSUREの面まで来て精神が限界に達したので今日は終了です。
私が最近高難易度ゲームをやりながら思うこと
Super Hexagonをやっていた9月は全体的に脳の調子が優れず、今日もキチガイゲームをやっていますが、そうです。脳の調子が悪い日ほど私はキチガイ難易度のゲームをプレイしますし、それは私を非常に慰めてくれます。
「私は脳調が悪いのにこんなゲームがプレイできるんだぞ」、そんな傲慢な動機だったら脳の調子が悪いからといって途中でプレイをやめたりはしません。全く無いとは言いませんが、しかしそれはまるで私の主な動機とはかけ離れたものです。
私はただ単に療養のために没頭していたいのです。没頭だけが私を救ってくれます。
没頭するには物語が必要です。あるいは世界が必要です。しかし脳が限界に近いとき、私はそのようなものを摂取できるだけの能力がなくなります。物語にも世界にも入り込むことができなくなります。
そのようなとき、超難易度のゲームは私を無理やり没頭させてくれます。没頭しないとクリア出来ないからです。それは強制的に脳のその部分を起動させてくれます。
それでも限界が来るときはあります。だから今日は没頭できなくなった時点でそのステージをクリアしてやめました。
私が消費しているものは一体なんだろうか、と考えることがあります。
それは恐らく「難易度」であり、私は難易度を消費しているのだろうと思います。
いりす症候群!のように、華麗なプレイをした際の美しさはそこにはもはや存在しません。
今私がプレイするゲームには、ただ難易度だけが存在しています。
私はそれを貪るように食い荒らし、脳をひたすらに起動し続けています。
それだけが今の私を、脳の調子が悪い日に慰めてくれることです。