画像が欲しかったけど良い画像が見つからなかった。
あと今日、頭回ってない。もうちょっと良いコンディションで見たかったけど仕方ない。でも見たほうが見ないよりマシ。
『ジョーカー』が流行ってから随分経つ。結局これは見に行けなかった(バットマンを知らないので、見に行く気はあまりなかった)。アレから随分経って未だに評価がハッキリしていないが、一つだけ分かることは「人による」。
どうもこのジョーカーというキャラはバットマンにおけるの最悪のヴィランで、『ジョーカー』はそのスピンオフらしい、というのを知った。そしてそれが出てくるのがこの『ダークナイト』。この映画に出てくるキャラのその後の扱いであそこまで紛糾するなら、『ジョーカー』より先にそっちが見たいかな、と思った。
何より確実だったのは、『ジョーカー』の評価は人によるけれど、『ダークナイト』の評価は一貫して良いということだ。というわけで見ることにした。
というのは建前で実はニコニコのMADによくあるジョーカーの尋問シーンの嘘吹き替えや嘘字幕の元ネタが知りたいのが半分だった
「ダークナイト」で検索する。
amazon prime viedoを開く。
出演者とかに目を通す。
監督:クリストファー・ノーラン
お前かよ。
え、何なのこの人。人気監督なのは知ってたし、メメントを見てすげー頭のイカれた奴だと思ったけど、え、何、バットマンとかにも手出してたの。どんだけ多才なんだ。
~以下視聴後の感想(ネタバレ込)~
どんだけ多才なんだ。
バットマンのことは知らなかったし、えっと、もうバットマンの表の名前覚えてないんだけど(それくらいにはバットマンのことを知らないんだけど)、面白く見れた。
ていうか普通に面白いなぁこれ。うわー。え、っていうか超重要人物死んだけど大丈夫?監督が監督だから許されるのか。映画もこの出来だから許されてるのか。
何もかもが「うわあ」だし例のMADに使われる尋問のとこでバットマンが正義とかのためじゃなくて普通にキレるシーンとか人の心の動かし方が上手すぎるよこの監督は。「お前も俺と同じただの化け物(freak)だ」みたいなセリフをジョーカー言ってた気がするけど、なんだろう、凄いなぁ。
上のシーンも含めて本当に凄いのが人間の心の誘導。
バットマンが正体を明かさなかったら人がどんどん死ぬ。人がバットマンを恨むようになる。
それでバットマンの中身を告発しようとした奴を民衆が殺しにかかるシーンとか、完全に「うーわー」って感じ。映画の趣旨に沿わないからやらなかったんだろうけど、バットマンじゃなかったら民衆に絶望してヒーローのソウルジェムが濁るシーンだよなぁ。
船の爆破(不発)はSAWだったらニ船とも同時のタイミングで引いて全員死んでるなぁ。
あの、ノーランさん、SAW作る気ない……?SAW……。面白いですよ……?
この人絶対SAW作れるからマジでやって欲しい。とにかく人の心が上手すぎる。メメントみたいな作品作るのに比べたら人の心なんて簡単なメカよな……。
とりあえず、凄い作品だった。起きてから結構時間経ってて、小学生並みの感想しか書けないけどそんな感じ。