私です。ネタバレを私が回避するためにやはり一切の検索を行えません。従って画像も引っ張れません。
以下2章の感想しかありません。良いゲームだ……
ネタバレしない範囲で感想言うなら……
最悪過ぎるでしょ……
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以下かなり空行
空行ここまで
いやー……
進行としては2章の終了までです。
最初の更衣室のくだりやトレーニングに誘われても一緒に行きたがらないあたりでチヒロが男なのには気付いていたんですが(そもそも1章の時点で声の響きが変だと思っていた)(某ソシャゲの○○ー○○の声を聞きすぎている)、だからこれはチヒロが犯人だろと思ってたんですが……
被害者そっちかーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!
あーーー……マジかー……
確かに1章の時点で人殺すような性格じゃないなとは思ってたけどさぁ……
でもあんなん(バラされたくないことリスト)渡されたら普通「あ、これは刺すな」って思いますやん……?
1章のマイゾノみたいに返り討ち食らうパターンもあるかもしれませんけど先に手を出すのはフジサキチヒロやと思いますやん……?
強くなろうとか言うのも人を呼び出すための狂言やと思いますやん……?
あー……
そっちかー……
以下ざっくり感想。
(※追記:十神白夜の名字を十時と思い込んでいる精神異常者の一般人になっており、トドキなる謎の人物が随所に現れますが十神だと思って下さい)
~日常パート自由行動(割とどうでもいい)~
容疑者となる/殺される候補はフジサキチヒロを除いた男性陣なので、男性陣全員にプレゼント。トドキはここまで目立った立ち回りするからにはまだ死なないなというメタ推理でスルー。チヒロも1日目の時点で渡してたのでスルー。
イシマルはいないと朝の食事会が出来なくなるし進行役がいなくなるのでこれもまだ死にそうにない(終了後:次どうなることやら……)。トレーニングに誘われそうという意味で被害者大穴のモンド(加害者でした)、誰もいなさそうな時間帯にこっそり風呂に入っているチヒロが誰かと鉢合わせてそのまま殺害という線を考えていたので風呂に入るタイミングがおかしそうな占い師とオタクくん、でプレゼント合計3回。次に死にそうにないけどイシマル。トドキはこいつ多分死なねーなーということでフカワを先に回す。トドキへのプレゼントは次回。
スキルがいっぱい。やったねたえちゃん!
~非日常パート、絶望村~
これは後からの感想になるけど、
狂人が二人いるってなんだよ。(※狂った人ではなくて人狼における狂人の意味。トドキとフカワ)
いや無理でしょ。リアル人狼でこんな配役やられたら吊り回数以前に推理のしようがあらへんわマジで。
で、
死ぬのお前かーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!ああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!
でもこれ工作としてはちょっと無理ありません……?キリギリキョウコは最初から分かってたけど死体触ったらチヒロが男なの全員バレますやん……。というかキリギリ以外なんで全員死体調べてないの……。えぇ……。まぁいいや。
いやしかしなるほどね、チヒロが男なのを利用して男子更衣室が事件現場になるだろうとは思っていましたが、マイゾノ・エノジマのカードを使えたわけですね……。あとあのサウナ対決にそういう意味があったとはなぁ……。
思ったより少ない証拠の数で学級裁判へ。
~ダンガンロンパ~
新ルール多いな!?元から当てるの大変なのにサイレンサーが結構キッツい。あと何よりウィークポイントを記憶して当てる要素がかなり辛い。これは実質的に、常にマガジンに弾丸の装弾数が、その会の議論の全ウィークポイント分追加されたことになる。キツ過ぎる。
リズムゲー部分のネガティブタイムは何の問題もなくクリア。ほう、元音ゲーマーの経験が生きたな。しかし……うわぁ……エッグい……何がエグいって、これをやる相手が……いや次に書くけど……。
~最悪過ぎる~
・最悪ポイント1
お前……お前……
このマシンガントークバトル、
容疑者じゃなくて容疑者を庇う奴にやらせんのかよ……
しかも相手よりによって泣きながら庇うイシマルかよ……
うわぁ……
最高に嫌な気分で最高になった……
(※褒め言葉です)(こういう展開が見たくて私はこのゲームを買いました)(お値段以上でした)
マシンガントークバトルの説明中ではたしかに、「中にはどうしても話を聞き入れようとすらしない人がいます」としか言われてなかったけど……
そりゃ犯人と名言されていなかったけど……
……マジかー……。
……これ、残り3人になったらどうするんだ?その時は犯人と自分以外の1人、どっちを相手にやることになるんだ……?
……嗚呼……
素晴らしい……。
・最悪ポイント2
モンドが犯行に至るまでの過程があっっっっっっまりにエグ過ぎる。
イシマルとマシンガントークバトルをさせられた後にこんなんぶっこんでくんのか……うわぁ……
人生に残るゲームになりそう。
この先何があるのやら……
・関心したところ、人狼の定石をスタッフが良く理解していること
この手のゲームでよく出てくるのがジェノサイダー翔みたいな快楽殺人鬼です。場を引っ掻き回す奴がいないと推理が単調になってしまいます。
でもこういう量産型無動機系快楽殺人鬼は見てると正直「あーまたこの手のかよ……」って興ざめします。ダンガンロンパでは絵師と声優の演技力とキャラデザイン、そして演出等がことごとく素晴らしいため上手くごまかせていますが、資金力の無い状態でこれをやられるとプレイヤーは本当の本当に興ざめします。私はジェノサイダー翔は好きですが、結局それは資金力あってのことです。そしてこの手のキャラは2人は出せないでしょう。2人いたら流石に興ざめ。
しかし、だからといって狂人役が1人しかいないと「絶対現場引っ掻き回したのお前やろ!!!」ってなって色々面白くありませんし、必然的にもう1人場を引っ掻き回す役が必要になりますが、2人出したらいっっっくらなんでも興ざめです。やるとしたらセレスくらいかな?と思っていたらそこに出てくるのがトドキ。
このトドキの狂人役としての行動が極めて理に叶っています。これが2章で一番感心したポイントでした。
皆さんは人狼をどのくらいプレイした事があるでしょうか?ルールは知っているのを前提にします。
人狼では毎日夜に村人が噛まれますが、狼側は誰を噛むのがセオリーだか知っていますか?
これはそこそこガチにやった事がないとあまり分からないことです。
2日目夜を考えてみて下さい。1日目夜に初日犠牲者が死に、狼サイドにあるのは2日目昼の占い結果と発言のみ。この状況で、出ている占い師の誰が狂人なのか判断出来ますか?どの役職を噛めば良いのか分かりますか?実はそれは決定出来ないんです。
以下詳しく書きますが、
とりあえず真っ先に考えたくなるのは、占い師候補。人狼に●や○が出ていたら噛み先が決まってラッキーですね!……本当にそうでしょうか?
人狼に●が出た場合でも、狂人の●出しがたまたま狼に当たってしまったのか、それとも真占いの●なのか判別つきません。狂人は初日に●を出して吊り回数を稼ぐのも定石の一つですから、確証を持つのはとてもむずかしいです。
逆に人狼に○が出た場合でも、○を出したのが狂人なのか、狐なのか分かりません。狐は勝利だけを優先するのなら騙りに出るのは得策では有りませんが、人狼というゲームはセオリーを少しでも逸脱すると味方運営から通報の嵐を食らう非常に鬱屈としたゲーム、狐を引いた時くらい好き放題やりたいものです。そういう意味で、狐が騙りに出ている可能性は十分あります。噛んで判断したいところですが、狂人だったら貴重な味方を失うことになりますし、そもそも狩人の護衛候補でもあります。だからこれも噛めません。
(勿論わざと狂人噛んで真占い吊らせたり、もうどっちでもいいからとにかく噛んじゃって残った方吊らせて日数稼いだり、みたいなこともあるわけですが、そこまで細かい話はしません。)
何よりの問題として、占いが何人いようが、霊能やら共有やらが出ていようが、狩人の護衛先がどこか分からないため、噛めません。特に噛みに失敗した場合、狐なのか護衛GJなのか判断出来ないので狼側は要らない情報を抱えることになります。
結局、2日目夜に誰を噛めば良いのかというのは非常に難しい問題なんです。
安定しているのは狐の心配がない共有噛みですが、ここは上の「狼サイド役職噛めない問題」のため狩人に守られている可能性が非常に高いところです。
あるいは勇気を持って役職を噛みに行っても良いですが、
そんなことよりもっと確実に成功して、かつ人狼サイドに利する選択肢があります。
推理力が高く、発言をバンバン行い、場を誘導し、怪しい奴を片っ端から排除する引き金となるような、優秀な村人をゲームの場から排除することです。
優秀な村人、そう、例えば主人公たるナエギマコトのような。
人狼2日目夜に噛まれやすいのは「優秀な村人」です。役職並か、あるいは役職以上に噛まれやすいです。*1状況によっては3日目夜もそうです。
村人が2日目夜に噛まれた場合、3日目昼では、前日のログを参照して、「噛まれた人が誰を疑っていたか?」を争点として話が進むことになります。(そいつが疑っていた奴が人外だったから噛まれた可能性が高いわけです。)
しかしながらこのダンガンロンパ、彼らの置かれた状況においては、「卒業」を目論むもの=人狼にとっては、誰が優秀な村人で、誰を消せば自分が勝てるのか容易には判断出来ません。
このため、「卒業」を目論むトドキは、「この場で最も優秀な村人は誰か」を割り出すためにわざわざ工作を仕掛けた、というわけです。自分が吊られるリスクを伴いますが、彼の性格上の圧倒的自身によって「自分には負けない自身があるからこのくらいしても大丈夫、それより優秀な村人を割り出したい」という行動に整合性が取れています。
単純な最悪ゲーではなく非常に良く作られた作品だと思います。単純な最悪ゲーとしても百点満点です。
~処刑タイム~
ちびくろサンボは今どき分かんねえよ。
なるほどね……あの子供が乗ってクルクルするやつ(名前が分からん)の脇にトラの装飾があったのはそういうことね……。そんで「トラさん回ってバターになるよ」ってか……。いや分かんねえよ。
オタクくんの発言も一々元ネタが古いのでターゲッティング世代がもうわかんないですねこれ。逆に言うと10代にも20代にもオススメの最高のゲームです。
2章終了で今回は終わり。色々最悪すぎるのでこれから楽しみすぎる。
*1:余談ですが、人狼において、村人はこのゲームにおける最強の役職です。何故なら、十分よく推理するだけで人外を窮地に追い込めるにも関わらず、能力を何も持ってないため、狼に噛まれても場から何も失われるものがないからです。真占いがどんなにマヌケだろうと、狩人がどんなにマヌケだろうと、優秀な村人が最後に1人生存してさえいれば必ず勝てる、人狼はそういうゲームです。また、村人が噛まれるということは、占い師の残りの占い先が減るため、人狼を物理的に窮地に追い込めるということでもあります。おまけに狩人が噛まれて死ぬ心配もありません。村人の最大の仕事は、グレーが減ることによって負ける可能性が高まるにも関わらず自分を噛まないと人狼側が負けると思い込ませ、そして噛まれることです。