こんにちは私です。画像も私です。間違ってもWaifuLabsで生成された画像ではないです。Fausts Alptraumのオープニングより。
完走しましたが脳の調子が悪くガイド頼り。ちょっと難易度があまりにも高い。これは仮に脳の調子が悪くてもガイド見るタイプ。
いや、好きです。凄い好きです。雰囲気系ホラーとしては凄い好き。何もかもほとんど最高に近い。
ただとても悲しいのは、このゲームのホラー要素以外の大きな核となる、物語の考察部分が、元から話として超複雑なのに日本語訳がヤバ過ぎてヤバい。
クリアした後に解説をググって読んで「なるほど・・・・・・・・」ってなったけど、本来的にはゲーム中に少しずつ明かされていく事実を楽しみにしながらプレイするべきだったし、それを意図されての設計だったはずだと思う。訳の日本語がかなりヤバく、なんだろう、事実を把握しようという気にもうなれなかった。エンドロールのクレジットを見たら日本語翻訳に関わった人間は二名いたものの、両方とも台湾の方だったので、あーそらなーという感じになった。
これはどの言語でもそうだけれど、ある言語からある言語に翻訳する場合、特に数学や科学のように意味が通じれば十分という物ではなく、ゲームや小説のように体験が伴うものの翻訳には、基本的に翻訳先の言語のネイティブスピーカーを呼ぶしか無い。そうでないととても大変なことになる。(現代の英文学に一人だけノンネイティブなのに立派に小説を書いている奴がいたと思ったが、あれは本当に例外中の例外と言わざるを得ない。)
私は英語を読んだり書いたり、チャットで会話もするけれど、私の英語は意味は通じていても、自然さ・不自然さの点ではきっとヤバいんだろうなといつも思っている。そしてそれは、英語でも日本語でも台湾で話されている中国語でも(あるいは台湾語でも)、何語でも等しく変わらない、ノンネイティブの限界というやつだ。
それでも、[私の使う英語は]「どう見ても第一言語話者の英語じゃないんだけど、それでもなんていうかexpressiveでdescriptiveで、上手く言えないけどeleganceがあるんだよ」と以前とある世界一尊敬するクリエイターの内の一人の方に言って頂けたのはむっちゃ嬉しい。いや死ぬほど嬉しい。あれより嬉しい事が人生で他にあったろうか。
それでもやはり、第一言語話者の目から見れば、私が書く英語は明らかに第一言語話者の英語ではない。
私がもし何か、例えば英語を媒体にして作品を公開することが人生にあるのならば、私は絶対に英語のネイティブを一人雇うだろう。私が英語を書いて、それをネイティブの方に見てもらって、残りの改訂は全部任せる。もう全部任せるんだよ全部。この箇所は修正とかそういう問題ではなくあまりにも不自然なので書き直さなければならないとか言われたら申し訳ないと思いながらその人の判断に任せるしかない。そういうもの。私には何が不自然なのかすらも分からないのだから。
あるいはUndertaleの非公式訳やLife is Strangeの有志訳がそうであるように(LiSは未プレイ)、ネイティブが勝手にやるしかない。それでもきちんと翻訳出来ているか不安な点は原作者に聞ける方が望ましい。
ヤバい翻訳を見ることは今日に限ったことではないので、色々普段から思っていたことを勢いで書いてしまったけどそんな感じ。
私も色々やる事あるので今日も一日頑張るぞい!(今日は終わっている)(今日は頑張ったので明日頑張る)
面白かったので英語設定でやったら良かったのかもしれない。うーむ。
ゲーム自体は本当に好きでした。