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UndertaleGルート: "名前を呼んではいけないあの御方" が最強である真の理由について。

※UndertaleGルートの結末についての重大なネタバレを含みます。テキストのみなので画像やサムネイルなどに気をつける必要はありませんが、未クリアの方は以下のテキストを反転しないように気をつけてください。

特にラスボスを倒していない方やラスボスに勝てていない方は絶対に見ないでください。

 

 

 

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 (以下反転)

 

誰がなんと言おうとUndertale最強キャラであらせられるところのChara様。

だけど奴が最強なのは、奴が真に強烈であるのは。世界を破壊するからでもゲームを破壊するからでもプレイヤーを超越しているからでもセーブデータを破壊するからでも、Pルートのエンディングを変えてしまうからでも無いと思う。

Charaが本当に最強である理由。

彼奴がプレイヤーの心を焼き尽くす、本当の理由。

それはあいつがコンプ病患者にとって最悪の敵だからだ

GルートのNew Homeにおける最後の畳み掛け。プレイヤーの行動と心理をなぞるようなFloweyのセリフ。殺され際のSansのセリフ。あるいはこのゲームそのものであるもの。

知的好奇心。別名、コンプ病。Undertaleというゲームの正体。

何故Charaが最強なのか?──それはただプレイヤーを超越した存在だからじゃない。

ただゲームのデータを破壊するくらい誰にだって出来る。実際そういうゲームはある。それでもCharaのような悪名を称えることはない。

では、何故Charaだけがそうであり、決して今後有り得ないのか。

それはCharaが、強制終了前最後の選択において、もう片方の選択肢を選ぶ余地を残してくれないからだ。

これまで幾多と無くセーブ&ロードを繰り返し、全ての選択肢を試し、全てのものを調べ、全ての敵に全てのコマンドを試し、文字通り全ての人と仲良くなって全ての人を殺した。

私達が何故そこまでするのか?それは単に「できる」からであり、私達の「できる」は「やらなきゃいけない」だからである──

そう。Undertaleというゲームは私達の欲望を満たしてくれた。どんな選択肢に対しても。セーブして逆走することで。「もう片方を選んだらどうなるのか?」その欲望を常に満たすことが出来た。

 

そんなゲームの。

 

最後の最後に。

 

選んだ瞬間にセーブデータを破壊し不可逆的にゲームを改変することで、もう片方を選んだ場合の未来が見れなくなる。

そしてそんなことは、このゲームにおいて、唯一このただ一回しか起こらない。

 

何もかもを裏切った究極の不意打ち。

これまで取り返せないことを取り返せると思ってきた私達が、取り返してきた私達が、本当に取り返しのつかないことを、最悪の形でしてしまった事に、選んで後から後悔するたった一回の瞬間。

 

だから私たちは、あの瞬間を忘れることが出来ない。

 

 

 

 

 

私は、1回目のGルートで、「はい」を選んだ。

起こったことに呆然とした。

だけど、そんなことより私の胸を痛めたのは。

 

「いいえを選んでいたら一体どうなったんだろう」

 

それだけだった。

 

私は即座に不殺N, P(勿論両方見たさ), そしてGルートを再走して、そして……

 

そんなプレイヤーに限って更なる絶望を叩きつけられることになる……

 

……台詞が明らかに2回目以降用のものに差し替えられている……

 

絶望しながら、最後の選択肢で「いいえ」を選んでみた……。

ビックリしたけど、それより……

 

……最後の台詞まで明らかに差し替えられている……

……一体1回目の時に「いいえ」と言っていたらCharaはなんて言ったんだ?……

……そしてこの2回目の時に「はい」と言っていたらCharaはなんて言ったんだ?……

 

何も……

 

何も、取り返しがつかない……

 

私がそれを知ることは、永遠にない……

 

コンプ病の私が、Undertaleという名のコンプ病ゲームで、コンプし尽くして、

全ての敵に勝って、

最後の最後に、

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

「負けた」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

私は、このゲームに負けたんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

……そりゃあ、

 

 

 

セーブデータをいじくればいいさ。ゲームなんだから。

 

youtubeで保管すればいいさ。どうせ外人がアップしてるんだから。当然見たさ。

 

だけどさあ。

 

それは「違う」んだよ。

 

それはもうゲームじゃないんだよ、もう。

 

チートでアイテム図鑑の数字だけ100%にしたのと、何も変わらないんだよ。

 

 

 

 

そりゃあyoutubeでGaster関連は全部見たし、Kickstarterの出資の都合で実装された隠しキャラもやっぱり全部youtubeで見たし、勿論PacifistとGenocide両方全キャラね、コンプ病患者でも流石にそういうのはyoutubeでも見るよ、

だけどそういう問題じゃないんだよ。

 

あの絶望は永遠に埋まらないんだよ。

 

Gルート1周目と2周目あの瞬間の、「もう片方の選択肢に戻れない」「ゲームの中で二度と知ることがない」、あの瞬間が私の心を離してくれないんだよ。

3周して4周して逆の選択肢を選んでみたらもう台詞が変わってなかったとかそういう問題じゃないんだよ。1周目の最後のもう片方の台詞はゲームの中でもう見れないんだよ。

youtubeで見たから良いとかそういう問題じゃないんだよ。

見てみたら大したセリフじゃなかったとかそういう問題じゃないんだよ。

もうあのゲームをコンプリートする事が永久に不可能になったんだよ。

 

何十時間もかけて、99%まで全てを埋め尽くして、

そして最後の最後の1%をCharaは絶対に埋めさせてくれないんだよ。

チート以外の方法で絶対に見れない選択肢を1つだけ持ちやがるんだよ。

「はい」「いいえ」、私達が最初に選ばなかった方の選択肢を。

 

だからCharaは最強なんだよ。

 

私達に真の絶望を与えるんだよ。

 

どんなゲームも与えられない、究極の絶望を。

 

全ての選択肢を見た私たちに、最後の最後でもう片方の世界を見せない、Undertaleというゲームそのものに対する裏切りを。

 

 

 

 

 

私は負けたんだよ。

 

人生で初めてゲームに負けた。

 

クリアできなかったからじゃない。

 

永遠に私はもう勝つことが出来ない。

 

私は負けたんだよ。

 

あの絶望を焼き付けられた瞬間に、負けたんだよ。

 

もう1年も経つのに、忘れられないんだよ。

 

そして私は、自分の知的好奇心を満たすために、すべての選択肢を、1周目の「いいえ」を、2周目の「はい」を見るために、

youtubeで「見ているだけの狂人ども」に成り下がらざるを得なかったんだよ。

 

 

 

だからCharaは最強なんだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。